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2005/05/25 00:34
火曜日の夜12時には福岡の実家に着くはずだったんだけど・・
成田に到着後、19:40発の福岡行きJALに乗る予定でした。 でも成田空港付近は生憎の雨、たまに稲光も・・ そして出発時間延期のアナウンスが流れた。 なんでも私達が乗る予定の便が、到着直前に落雷を受けて、点検が必要との事。 結局、成田を出発したのは9時過ぎでね。 福岡に着いたのは11時だった。 私の実家は福岡市内から電車で30分ちょいのとこにあるんだけど、最終電車は11時。 そこでJALのカウンターに事情を説明したところ、ホテルを手配してくれた。 博多駅近くの日航ホテル、泊まった事なかったんで、ちょっと楽しみ! 荷物を受け取り、タクシー(もちろんJAL持ち)で日航に急ぐ。 チェックインした後、荷物を部屋まで運んでくれた係りの女性もワーホリ経験者で妙に話が盛り上がった。 そして、荷物を降ろしてホッと一息ついたところで、急にオナカが減ってる事に気付く。 よく考えたら飛行機の中で4時過ぎに食べた軽食が最後の食事だった。 貴重品だけ持って、ホテルの外に出てみる。 以前は博多駅付近で働いてたんでこの辺はかなり懐かしい。 福岡駅付近ならコノ時間でも営業してるお店もあるし、屋台だって多い。 でも、ここは博多駅。望み薄だ。 しかしそこに一筋の光が! なんと営業していてしかもお客さんでイッパイの屋台を発見! 迷わず入り、ビールとおでんを注文した。 私以外のお客さんは、みなさんスーツ姿のオジサマたち。 “こんな時間(12:00過ぎ)になんだコノ子?” って顔で興味深そうにチラチラこっちを見てる。 そして、あることに気付く。 もし、ここがオーストラリアなら。 とっくに誰かが私に話しかけてきてるハズ。 お客さんの誰かか、もしくは大将か、あるいは私から。 実はね、うずうずしてたの。 誰かと喋りたくて。 だからよっぽど隣のオジさんに話しかけようかと思ったんだけど、踏みとどまった。 ここは、日本だからって自分に言い聞かせてね(笑) まーそんなこんなで、その後ラーメンを注文して満腹のオナカを抱えてホテルに戻ったのでした。 ホテルのバスルームはかなり広くて。 そして浴槽も深い! だから頭と体を洗った後にお湯を張って、久々のバスタイムを満喫した。 やっぱ、お風呂はいいね〜! あまりの気持ちよさに眠っちゃって、気付いたらお湯が冷えてて。 だから熱湯を足してまた気持ちよくなって眠って・・ その繰り返しで気付いた時には指がふやけ過ぎてイタくなってた。 やばい寝すぎたー、ベッドで寝なきゃと思ってバスルームから出ると、なんと外が明るい。 ビックリして時計を見ると、針は7:30を指してた(笑) 寝すぎ。しかも風呂で。 だから仕方なく着替えて、朝食を食べに2FにあるCAFEに降りた。(朝食はサービスだった!) 朝からモリモリ食べたなー。 主に野菜中心だけどね。 そんで新聞を時間かけて隅から隅までじっくり読んで気付くと9時過ぎ。 部屋に戻って、荷物を片付けてチェックアウトをした。 デッカイ荷物は預けて、久々の博多駅の中をフラフラ歩く。 1時過ぎに父母エリと姪とランチの約束をしてたので、日航に戻り中華レストランへ。 久しぶりに会う家族は、相変わらず私の家族だった。(意味不明) でも姪の陽菜はずいぶん大きくなっててねー。 もう可愛くて! 赤ちゃんって面白いねー。ずーっと見てても飽きないもん。 楽しいランチの後に、アホみたいに重い荷物を引きずって実家に戻ったのでした。 とうとう日本に帰ってきてしまった。 |
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2005/05/24 00:27
夕方5時ごろ学校の外でベンと落ち合う。
そしてそのまま電車に乗ってEdgecliffの両親の家へ。 24日の朝、私を空港まで送ってくれるということで車を借りに行くのだ。 もちろんご両親へのお別れの挨拶も兼ねてだけど。 実家はキッチンとダイニングをリフォーム中で、玄関入ってすぐのリビングには荷物が積み重なってた。 ベンが声を掛けると、ママとパパが2階から降りてきた。 ママは相変わらずお洒落で、パパは相変わらず渋い。 今までのお礼を私なりに伝えて、しかと抱き合う。 パパはしつこいくらいにほっぺにチューしてくれた。 「Akiが日本に帰ったら誰が俺のレコードうんちくを根気強く聞いてくれるんだ・・」って(笑) そして表に停まってる赤のランドローバーを借りて、ベンの家の近くのPUBに向かう。 エミリーとマッシモが最後に乾杯したいと言ってくれてるらしく、9:00からのディナーまでそこで皆でお喋りすることに。 着いたら、まだ2人は来ていなかった。 とりあえずビールを注文して、柔らかい炎がゆらめく暖炉の横のソファーに腰掛ける。 乾杯してしばらくの沈黙の後ベンが言った。 「もう出会って1年と2ヶ月くらいか・・・」 私が入学したのが3/8でベンがイタリアから戻ったのが3/9。 そして学校に先生として復帰してきたのがその2週後からだったから確かにそのくらい経つ。 実はベンが初登校の日、私と彼はエレベーターで2人っきりになっていたんだよね。 新しい副担任がやってくるって聞いてて、なんでも彼は腕をケガしてるらしいという情報がどこからともなく私達の間に広がってた。 そしてその日、閉まろうとしたエレベーターに駆け込んできたのは左腕にギプスをした見たこと無い外国人。 「Thank's」と言いながらニコっと私に笑いかけて私が押してた6階のボタンを再度押した。 あーきっとコノ人が新しい先生だ。 と思った私は『腕大丈夫?』とか『どうしてケガしたの?』とか質問した記憶がある。 でも彼は無反応。 ???と思ってよく見ると、彼の耳にはウォークマンのイヤホンが。 あ、聞こえてないんだ、と諦めた記憶がある。 それをベンに言ってみたら、驚いた様子で「ゴメン、覚えてないや」と。 そりゃそうだろ。私にとってみたら新しい副担任だったけど彼にとってみたら大勢の生徒の1人だからね。 でも在学中は何とも思ってなくて、何もなかったんだけど(当たり前だけどさ) だって日記読み返してみたけど、初めて彼の名前が出てきてるのは5/5だもんね。 しかしよくよく考えてみたら授業中やけに当てられてたし、ミュージッククラスの時の私の反応の良さに嬉しそうにしてたのは確かだ(笑) そんで、卒業前のCAFE紹介の件や、履歴書作成、モリスへの反撃の仕方なんか色々あって。 マスカレードパーティーで電話番号きかれたなー今思えば。 そして仕事探しでパディントンに行った時に昼間ビールを1杯だけ飲んだっけ。 でも2人きりで会ったのはその時くらいだなー。 急接近したのは、私が一時帰国から戻った後だった。 2人で飲みに行く機会が増えて、誕生日を祝ってくれたり。1週間遅れだったけど(笑) まーそうやって気付いたらいつも一緒にいるようになってたんだよねー。 この際だから聞いてみたら、やっぱ授業中から気にはなってたらしい。 まず、私の声に惹かれたんだと(笑) でもやっぱ担任と生徒だからそれ以上はマズいと思って押さえてたと。 しかし卒業したし、学校離れてもやっぱ気になるしってことで連絡してきたみたい。 はは〜先生といえどやっぱオトコよねー(笑) そしてベンはおもむろにポケットから黒い小さな箱を取り出して私に差し出した。 「Akiが気に入る自信あるんだ」って言葉と共に。 予想外のプレゼントにビックリしつつ箱を開けると、シルバーとターコイズのシンプルなピアスだった。 !!!!!!!!!!!!!! さっそく着けたさ。 興奮気味に『私ターコイズ大好きなのっ!!』って言ったら苦笑しながら「知ってるよ!」って。 だから私もこっそり買ってたプレゼントをベンに渡した。 それは、日本でいう地球の歩き方のような旅行ガイドブックを作ってる、ロンリープラネットという会社が出した写真集。 デッかくて、結構分厚くて、見ごたえたっぷり。 世界中のいろんな素晴らしい写真がタップリ掲載されている。 以前2人で本屋を訪れた時に、ベンと一緒にパラパラめくって見入ってしまった本。 ベンも予想外だったみたいで、かなり驚いてた。 でも中身がアノ本だと分かると私をギュッと抱きしめて、子供の様な目で本に夢中になった。 ベンもかなりの旅好きで。 昔はヨーロッパは勿論、インドやタイ、イスラム圏なんかをグルグル周ってたらしい。 中でもネパールが大のお気に入りらしくて、しばらく仕事もしてたらしい。 そうやって2人で本を捲ってたら、エミリーとマッシモが現れた! 4人で乾杯するなりエミリーが私になにやら包みを渡してきた。 開けると薄いターコイズブルーのカットソーとエミリー・マッシモ・ベリンダからのメッセージカードが入ってた。 これもまた予想外でね、お礼を言ってさっそくトイレに行って着替えた。 驚いた事に、まるでコーディネートした様にベンがくれたピアスと色が合って! 申し合わせたわけじゃなかったから、皆でビックリ(笑) さすが兄妹・・・。 と、ワイワイ盛り上がってたら突然ママが登場した。 「なんか電話した時楽しそうだったから来ちゃった!」との事だった(笑) そうやって皆と最後のお酒を楽しみ盛り上がってたらあっという間に9時前に。 9:15からの予約だったから、皆に別れを告げて一回家に戻った。 シャワーを浴びてサッパリして、お互いちょっとお洒落した。 そして歩いて3分のBuzoというイタリアンレストランへ。 まず、ワインを選び、前菜にメインなんかを注文していく。 月曜の夜9時過ぎだっていうのに、2階の席まで満杯で。 皆楽しそうにワインと食事とお喋りを堪能してる。 今夜は最後の夜という事で、きっと今までお互い言えなかった事も喋れたような気がする。 食事もワインもデザートも、会話も最高に素晴らしかった。 店を出て真っ直ぐ帰るかと思いきや、ベンが「ちょっと寄り道して帰ろう」と言ってきた。 ホロ酔いの私達は、上機嫌で歌を歌いながらセンテニアルパークという公園に入った。 満月の月明かりが道を照らしてくれ、暫く歩いてから芝生の上にゴロンと寝転び、ベンが言った。 「We were both lucky, don't you think so?」 「俺達は出会えてお互いラッキーだったんだよ。そう思わないか?」 その言葉にガマンしてた涙が溢れそうになった。 必死でうなずく私の頭をなでながら彼は続ける。 「色んなこと教えられたなーAkiに。日本の文化や料理や言葉は勿論、考え方の違いや習慣なんかも。お互い旅が好きで、その事について話せた事もすごく嬉しかった。ありがとう今まで。淋しくなるな明日から。というかもう既に淋しいな・・。Akiは俺にとって特殊な存在だったし、きっとこれからもそうあり続けるから絶対に忘れる事は出来ないなこの先。」 絶対泣かないと決めてたんで、涙を必死でこらえてた私は、もう頷くことしか出来なくて。 そして、その後2人で夜空を同時に見上げ、同時に「あっ!」と声が出た。 なぜなら大きな流れ星が空を裂くように横切ったからだ。 満月で明るい夜だったのに、その流れ星はハッキリと私達の目を捉えた。 「Aki, Make a wish! Make a wish!!」ってベンはカナリ興奮してる(笑) でも、色んな思いで胸がイッパイで、願い事を掛ける余裕は私にはなかった。 英語は勿論、料理、音楽、ギターの弾き方、スラング、旅、文化、ちょびっと悪い事・・・様々な事を教えてくれた。 彼の言った通り、私にとっても一生忘れられない人になってしまった。 大好きでとっても大事なんだけど、愛してるとは違って。 ソレは彼も同意見だったらしい。 だからお互い先を求める事はしなかった。 期限付きの特殊な関係だったけど、彼には感謝してもしきれない。 |
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